2010年09月17日

どうしてかしらん



ようやく朝晩は
秋の気配を
感じるころになりましたぴかぴか(新しい)

皆さまも
一息つかれているのではないかと、
ちょっぴり安心しています黒ハート

猛暑の夏でしたが、
考えてみれば、
こうして四季があるのは
ありがたいことぢゃねひらめき

数年前、
ベトナムを訪れたことがありました晴れ
約10日間の滞在グッド(上向き矢印)
が、観光目的ではないので、
毎日、人と会うのに忙しくしましたあせあせ(飛び散る汗)

4日間滞在したホーチミンから
大学の先輩のいるハノイに飛んで飛行機
また、3日後に
ホーチミン空港に帰ってきたときの出来事ですグッド(上向き矢印)
驚いたことに
ベトナムで知り合ったばかりの
女性実業家の方が
出迎えにきてくれていました車(セダン)
といっても
彼女はまだ三十代前半。

その日は
彼女の車で義兄の家に案内されることに…
夕食のご招待というわけぴかぴか(新しい)
幸運にも
ベトナムの家庭料理を
いただくことになったのですねるんるん

ところで、ベトナムでは年一回、
かなり盛大なお祭りが開催されますひらめき
海外で暮らすベトナム人も
そのときは
帰国する方が多いようですグッド(上向き矢印)

折しも、
そのお祭りが終わった直後だったので、
ご馳走の並んだテーブルには、
ポーランドから帰国したという兄と
アメリカから帰国した姉が
同席してくれましたぴかぴか(新しい)
日本が大好きという
老いたお父さまも席についてくれて
お互いの商売のことなど
ジェスチャーを交えながらの
会話が弾みました手(チョキ)

で、ベトナムにきて
こんな美味しい食べ物は
初めてだと
実感を込めて
感嘆したので
皆に大笑いされましたわーい(嬉しい顔)

でも本当だってば。
ベトナムの家庭料理は
日本料理のようにあっさりして
とても食べやすいのグッド(上向き矢印)
それに
こんなふうなもてなしをうけると
緊張の続く毎日を過ごしていたせいか、
ちょっと気がゆるんで
目の奥に涙がにじむような
嬉しい思いをしたことは確かなのひらめき

が、私は
ベトナム戦争についての話は
慎しむことに…。

ところが、かれらは
私のネガティブな考えを一笑…。
気軽なようすで
しかし真面目に、
当時のことを話してくれましたグッド(上向き矢印)

やがて楽しかった食事が終わり、
私たちは街の大通りにある
おしゃれなカフェに場所を
移しての
お話の続き…。

あの戦争が終わったとき、
地上に新聞紙一枚すら
見当たらない、
それくらい何もかもが
自分たちのまわりから
きれいさっぱり消失したことふらふら
そして、
小さな子供だった自分たちは
靴みがきの仕事をして
生活費を稼いだことがく〜(落胆した顔)

兄は当時13歳になったばかりで
その男の子が
たったひとりで
ポーランド行きの船に乗りこんだことや
同じく幼かった姉が
アメリカ行きの船に乗ったこと船

想像しただけで
胸の詰まる光景ぢゃね…がく〜(落胆した顔)

「だから今も
ベトナム人は皆、
お互いを助け合う気持ちが強い」。

これは
彼らが最後に口にした
印象的な言葉ですぴかぴか(新しい)

で、
ご存じのように
常夏のベトナムですが、
今年の日本のほうが
はるかに暑かった気がするのは
どうしてかしらんどんっ(衝撃)




posted by 泣Aドコム at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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