楽は苦の種。
苦は楽の種。
まだ子どもだった小学校時代、
亡父が折りあるごとに
度々、口にして
諄々と
私を諭した言葉です

つまり、楽をすれば
必ずそのあとには苦しみが待っており、
先に苦を味わえば
あとは楽チンが待っているというわけですね

ラクなことばかりを選びたがる一人娘を
案じて戒めたかったんぢゃね

長じていま、
亡父のその言葉は
大きな残響を
私の中に残しつづけているように思います

幸か不幸か、
ラクをしているときは
かすかな罪悪感すら覚えるように
なってしまいました

苦しいときのほうが
闘志と希望がわいてくる始末

そのせいか、
スタッフから
熱い人っていわれてるらしい

ちょっと待って

それって
すこうし違うんぢゃないかしらん

熱くないってば
